ツイてる!
斎藤 一人
出版社: 角川書店(新書)
発行年: 2004
「金運上昇のコツ」「最強の成功法則」「ツイてること」から「商人とはなにか」まで。人生観が変わる、仕事の取り組みが変わる、思わず納得の斎藤哲学を教えてもらえます。
〔目次〕
商人の笑人道 / 「ツイてる」ということ / 金運上昇のコツ / 「向上する」ということ / ツイてる人は、どこまでもツイている / 最強の成功法則 / 大切じゃない話
〔本文の一部紹介〕
「ツイてる」といった人が、ツイてる人間
私は、中学校しか出ていません。商人の息子として育てられたから、多少は商売のことを知っているつもりですが、ずば抜けて秀でた商才があったわけでもないんです。
でも、どうしたわけか、私は納税額が日本一になってしまった。
それは、ツキ以外の何ものでもないんです。別に謙遜しているんじゃないですよ。私は、本当に、ツイてる人間なだけなんです。
では、なぜ、私は「ツイてる人間」なのか、ということになるのですが、答えはいたって簡単です。昔から「ツイてる」というのが口グセだったからなんです。
どうして「ツイてる」という言葉を口グセにしてきたのかと聞かれても、そんなこと、私にもわかりません。
くしゃみをした後に、必ず「チキショーめ」という人がいますが、その人に、どうして「チキショーめ」というのかを訊ねてみても、たぶん答えられないでしょ。それが、口グセというものです。
私の「ツイてる」という口グセも、それと同じことです。それで、無意識のうちに「ツイてる」という言葉を口にしてきたら、ツキがどんどん舞い込んで、今に至るわけです。
だから、「ツイてる人間になる」って、その程度のことでいいんです。「ツイてる、ツイてる」と、いえばいいんです。
ツイてない人間って、自分のことを「ツイてない人間だ」と思っているだけなんですよ。ツイてる人間と、ツイてない人間の違いとは、たったそれだけのことなんです。